アンドー君の寝ている場所に飛び移った私は彼の肩に手をかけました。
私「やあ。ブラザー」

アンドー「え、なになになに?!」
私「言葉じゃ埒があかないので、一緒の布団で寝ようかと」
アンドー「なるほど。なるほど。」
そしてアンドー君も私の肩に手をかけ、もう片方の手で私の足を持ち、お姫様抱っこの状態で立ち上がりました。

アンドー「ン"!」
持ち上げる時にすごい力んでいたような気がしましたが、今はそんなことは関係ありません。

私「え、なになになに?!」
自分から飛びついたくせにお姫様抱っこされるとは思ってなかったので驚きが隠せませんでした。
付き合ってた時におんぶに抱っこ、肩車はありましたが、お姫様抱っこなんてされたことがありません。
彼は押しに弱いので何度も頼み込んで一緒の布団で寝て、彼をドキドキさせれたらいいなくらいの気持ちでいたのですが、この行動はびっくらぽんです。

アンドー君は無言で私を見つめます。
至近距離で顔を合わせるのは久しぶりで、相変わらずのイケメンさに惚れ惚れしつつも、え、まさかのこの流れでキスされるんじゃね?

押し潰す前に私が押し潰されるんじゃね?とドキドキしていると・・・

「はいドーン!」と言ってアンドー君は私をベッドに投げ入れました。
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