アンドー「何を話します？」
私「何故私達が別れを選んだのかについてですね」
アンドー「重い題材やな」
私「ではまず・・・私のことって本当に好きだった？」

私の問いかけに、アンドー君は天井を眺めながらゆっくりと口を開きました。

アンドー「・・・うん。本当に好きやった」
その言葉を聞いて私は勢いよく起き上がり、アンドー君の方を向いて「だよねーーー！！！」と言いました。

聞いてはみたけど答えは分かってた。
2年間一緒に過ごしてましたからね。
分かっていても本人の口から聞きたくなるのが乙女心ってやつです。

女なのにガチムチと呼ばれている私も、人並みに恋愛をしてきました。
アンドー君以外の人とも付き合ったことがあります。
歴代彼氏の中でもアンドー君が1番私のことを好きでいてくれて、私も歴代彼氏の中でアンドー君が1番好きでした。

アンドー君ものそりと起き上がり、私の方を向いて言いました。
アンドー「本当に好きだったし、同棲してる間も楽しかった。今も一緒にいたら楽しいし、異性でこんなに落ち着ける人はかもめちゃんしかおらんよ」
私「これは復縁コースやな」
アンドー「けど、一緒にいることでお互いを傷つけ合うことも多くて、それが俺には耐えられへんかった」
私「oh......」

確かに、私達は別れる1ヶ月ほど前からめちゃくちゃに喧嘩が増えていました。