帰らねー!と叫んだ私を見て、アンドー君はクスッと笑いました。

アンドー「女の子、あ、いや、女性が男の家にホイホイ泊まるもんじゃないよ」
私「言い直すんじゃねー!気持ちはずっと10代の女じゃ!」
アンドー「今何歳?」
私「来年、27になりますね」
アンドー「もういい大人なんだから無茶言うんじゃないよ。ね?」
私「帰らねー!帰らねー!帰らねー!」

前回もアンドー君の家に行った際に同じようなことを言いましてね、そして前回も帰れ!と言われました。
前回に関しては強制送還されましたからね。

今回も同じように泊めて♡って頼むだけでは強制送還されるのが分かっていたので、今回は熱意をアピールしましょう。
就活も熱意で内定を勝ち取ったようなものですから。
働き出したら熱意どころか感情も失いましたけど、社会とはきっとそういうものです。

私は起き上がりアンドー君の腕を引っ張りながら
「泊めてくださいまし。泊めてくださいまし」とお願いし続けました。
就活の時だってここまでの熱意出してねーぞ!
と思うくらい熱いアピールをしました。

そんな私の熱い様子をみて、アンドー君はブハッと笑いました。

アンドー「分かった。分かった。面白いから泊まっていいよ」

勝ちました。面白いから泊めてくれるそうです。
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