私は咄嗟に「全く楽しくないです!」と答えてしまいました。

そしてハッとしました。
ここで楽しくないと答えてしまうのは失敗だと。

①仕事楽しくない→やっぱり楽しくお金稼ぎたいよね→そんな君に良いビジネスがあるんだけど→最初に200万円いるんだけど、そんなお金はすぐに取り返せるからサー!→銀行に連れて行かれる→人生破滅

②仕事楽しくない→そうだよね。楽しくないよね。人生楽しく生きたいよね→そんな君に良い商品があります→ゴッホのひまわりを特別価格で売ってあげる→50億円を要求される→銀行と消費者金融と闇金に連れて行かれる→人生破滅

このパターンに持っていかれると。

こういうビジネスの匂いがする人には「今の仕事が1番楽しい!この仕事が最高!人生を終えるその日までこの仕事がしたい!」と言い続けることが必要だと。


やらかしたーと思ってると、ピヨさんはニコニコして言いました。
「だよね!俺も全く仕事楽しくない」と。

私「・・・?で、ですよね〜」
ピヨさん「かもめちゃんはやりとりしてる時からすごい俺と価値観が似てるなーって思ったんだよね!かもめちゃんは何の為に仕事してるの?」
私「お金の為ですかね・・・?」
ピヨ「だよね!俺もまさにそう。仕事のやりがいとか本当なくてさ。ただただ生きる為に働いてるだけだから意識高い友達にスッゲー怒られるんだよね。正直働かずにお金欲しいもん」

私「・・・で、ですよね〜」

ここから「で、働かずにお金を稼ぐ方法がさ・・・」って始まるのかと思って身構えたんですが

「そう思って株とかしたりもしたんだけど、持ち株全部マイナスで、俺には才能がなかったね。働くしかないみたい」と言ってピヨさんはハハッと笑いました。

そこからはお互いの仕事の愚痴を自然に言い合っていたのですが、一向にビジネスの話にならない。

ピヨさん「俺、すっげー嫌いな上司がいるんだけどさ、一度生き霊をまじでかけてやろうと思って色々調べてさ・・・」
私「わかります!一度私もまじで上司に呪いをかけてやろうと・・・」
ピヨ「けどうまくいかないんだよねー」
私「分かりますわかります」

盛り上がるがビジネスの話にはならない。

そうこうしてるうちにケーキが運ばれてきて、食べながら会話を続けて、趣味の話になっていきました。
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