恥ずかしい思いをした私は、数分間灰と化し、少し冷静を取り戻したのでスマホを見ました。
さっきの合コンのメンバーとのグループラインの招待と、
元々作られていた女子三人(傘子、友達、私)のグループラインの通知です。

とりあえず合コンメンバーのグループラインの招待を許可し、
女子ラインを見ます。

傘子「お疲れ!今回レベル高杉田じゃなかった!?」
友達「今回はまじで高杉田」
(高すぎることを私たちは高杉田と呼んでいます。学生ノリがまだ続いている26歳)
私「高杉田ー!!!!!!!」
傘子「早くお風呂入ってきなよ」
友達「お母さんに入られるよ」
私「もう先に母が入ってるから大丈夫です」

女同士でいじられる分には本当ノーダメージ。

傘子「で……二人は誰が一番よかった?」
私「ポチ君!!!!!めっちゃタイプ!!」
傘子「確かにかもめの好きそうな顔やったね」
友達「もはや誰が来てくれても嬉しいレベル。全員よかった!!!」
私「確率上がるからそれいいな」
傘子「私はポチはもう友達って感じだから、ハム太郎君かなー」
友達「じゃあ私はイノッチ狙いでいくわ」
私「争わないこの感じ最高すぎん?」

そして合コンのグループラインが動き出します

ポチ「今日はありがとうー!」
イノッチ「ありがとう(^^)」
ハムタロサァン「ありがとうねー!🐹」
傘子「こちらこそー!」
友達「ありがとうございます!」
私「ありがとうございました!」


そして終了。

合コンで作られたライングループで話すことは基本無いです。
何故ならここから皆個人プレーに入るわけです。
気に入った子を登録してラインを送るのです。

私も何度か合コンの経験があるのでそこらへんは手慣れたものです。
個人ラインが来たことも、個人ラインを送って既読無視されたこともあります。
人生はそういうものです。

私はポチ君を震える指で登録しました。
「しゃっ!しゃっ!後はラインを送るだけ!しゃっっ!」

アンドー君のことは今も食べちゃいたいくらい好きですが、それとこれとは話が別ですよね?
婚活ってそういうものですよね?
ね?

ポチ君を登録したはいいが、ビビってラインを送れなかった私は一度心を落ち着かせようとお風呂に入ることにしました。

もうお母さんも上がってきましたしね。お風呂にすぐ入らないと怒られますからね。
私はいそいそとお風呂に向かいました。




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