「はい!」と言ってしまったからにはカラオケに行くしかありません。
(ネタに走った歌にするか・・・?それとも少しはマシに聞こえるような歌・・・)とぐるぐると考えていたのですが、私はある可能性を導き出しました。
世紀の大発見です。
それは、ヨッシーさんが生粋のカラオケ好きである可能性です。
その場合は「よ!すごい!まるで歌手!CD出してください!」って合いの手を入れて、ヨッシーさんに12曲くらい連続で歌ってもらえば私はそこまで歌わなくて済みます。
12曲連続で歌ってくれたらそれはもうアルバムですね。
ヨッシーさんがカバーしたアルバムみたいなものです。
コーラスで参加させて頂きたいものです。
そんな希望を胸にご飯を食べ終わった私達はパンケーキを頼み、シェアして美味しくいただきました。
この後カラオケ・・・のプレッシャーで残念なことにあまり味は覚えておりません。
パンケーキを食べ終わった後は「ヨシ!」をしながらレジに行き、ヨッシーさんが払ってくれました。
そして店を出てからお金を渡そうとしたら拒まれ、「いやいや!前回も払ってもらったので!さすがに!」「いえいえ。本当にお気になさらないでください!」との軽い押し問答を繰り返したのですが、またまた奢ってもらってハイパー感謝を述べてカラオケに向かいました。
カラオケで待ち時間が3時間ですとか言われたら「3時間はさすがにキツいですね!実は私もう一つ趣味があって、河原で石集めをすることが好きなんです!」って言って
「お!それは素敵なご趣味をお持ちで!では、今すぐ河原に駆け出し石集めをしようではありませんか!」とヨッシーさんと元気にカラオケ店を飛び出して
2人で大都会を駆けながら河原まで向かったと思うんですけども、カラオケ普通に空いてた。
機種の希望しなかったらすぐに入れた。
Live DAMじゃないと嫌!って言えるような仲でも雰囲気でもないので普通に空いてる部屋に入りました。
結構広めの個室でした。
(もし・・・こんな広い部屋なのにヨッシーさんが隣にきたら・・・私どうしよう///)
なんて思いながら座ったら、まあ普通に向かい側に座っておられました。
どうしようは私の頭でした。
「では、いきなりですが・・・かもめさん歌いますか?」とヨッシーさんがカラオケの機械を私の方にグッと動かしました。
「いきなりはちょっと緊張してキツいですねー😅
よかったらヨッシーさん最初に歌ってください!」
いきなり歌うのはきついと思ったのでまたグッと機械をヨッシーさんの方に動かしました。
「あっ・・・では、本当に音痴で恥ずかしいですが・・・」とヨッシーさんは少しだけ口角を上げながら歌を入れてくれました。
「ありがとうございます!私も音痴だから本当に恥ずかしいですー!」なんて会話をしてると、曲が流れてきました。
流れてきたのは、全く聴いたことの無い洋楽でした。
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