そこからはすぐに会う日も決まりましてね。
ヨッシーさんノリノリで空いてる日教えてくれたからね。
気になる人がデートに誘ってくれないと悩んでいる人がいたら「自分から誘ってみ?世界変わるよ」と伝えたいですね。
仕事終わりに晩御飯に行ってから、チーズケーキ屋さんに行こうとなりました。

そして、会う日まではこれと言って書くことがないので飛ばしますね。


なんやかんやで当日の朝がやってきました。
私はいつもより念入りに化粧をして、いつもより少しお洒落をして仕事に向かいました。

そして職場に着き、ヒィヒィ言いながら仕事をしました。
職場に仲の良い人がいないので、暇な時間は爪を見たり枝毛を探してなんとか時間を過ごしました。
先輩や後輩は楽しそうに雑談してたけど、輪に入れないものは仕方がない。
誰が悪いか?コミニュケーション能力に問題のある私ですね。
ちなみに、陰で「カモヤマさんは目が血走ってるから怖い」と言われています。涙が止まらないから誰かハンカチくれない?


なんやかんやで無事に仕事を終わらせた私はササッと会社を後にしました。
一緒に帰る仲の良い人もいませんからね。ササッと帰るよ。1番初めに帰っちゃうよ!

待ち合わせ場所は職場から歩いて行けるので早めに着いて、トイレで最終確認をしました。
そこには化粧がヨレヨレで気持ち目も血走っている妖怪みたいなのが写っていました。
しかし化粧ポーチもないので仕方ない。
あるのは口紅だけ。


仕事終わりに誰かと会う場合は化粧ポーチがいるんだなと思いました。盲点でした。
友達と仕事終わりにご飯行く時は友達も化粧ヨレヨレで目血走ってるし、私も同じくなのでそれが普通だと思ってました。


そんなヨレヨレの私は朝に塗った口紅も当たり前になくなって、土みたいな色の唇に真っ赤の口紅を塗って、待ち合わせ場所に向かいました。
化粧ボロボロなのに唇だけ真っ赤で、唇が本体か?ってくらい目立ってたけど、土色よりマシでしょう。

今回は髪の毛もボサボサだし化粧もヨレヨレで真っ赤な唇が今夜の主役!ってくらい目立ってる最悪な状態での顔合わせなので(もう今回は無理やろうなー化粧バッチリしてても基本無理やけど今回はマジで無理だなー)なんて思いながらもヨッシーさんとの約束の場所に向かうと、いました。

写真のままのヨッシーさんがいました。
直立不動で立ってて、すげ〜真面目そうなオーラが出てたので一瞬で分かったよね。
モデルかな?ってくらい姿勢も良かった。
すごい!

急いでヨッシーさんのところに向かって挨拶をします。

私「遅くなってすみません、ヨッシーさんですよね?」
ヨッシーさんはパッとこっちを見て、少しだけ口元がニヤッとしながら言いました。
ヨッシーさん「いえ、お気になさらないでください。待ち合わせ時間よりまだ早いですから。
初めまして、私吉田ヨッシーと申します」
そうしてヨッシーさんはお辞儀をしました。

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