突然ですが、私は毎年敬老の日におばあちゃんに日頃の感謝をこめてお金を渡しています。
敬老の日にばあちゃんの家に行き、お金を渡して雑談して帰る。
それを社会人になってからずっとしてるんです。

雑談の内容は当たり障りのない話で、ゆったりとした言葉のキャッチボールを毎年していました。
最近暑いね
暑いね〜
仕事はどう?
なんとかやってるでー
そんな感じのゆるいキャッチボールよ。
祖母と孫のよくある会話ですよね。

しかし、去年の敬老の日。
ばあちゃんはいきなり私に変化球を投げてきました。

「で、カモメはいつ結婚するの?」と。

今までゆるいキャッチボールだったのに、いきなりプーさんのホームランダービーが始まったからびっくり。
しかもあの変化球のやばいカンガとルー。
打てねえんだわ。

勝手に私の結婚話はタブーとなってると思ってた。
母親のママ友はどんどん孫ができてるんですけど(つまりは私の幼稚園時代の友達が結婚している)
母親は結婚した私の兄の話と母親の好きなアイドルの話でその場をなんとか繋いで、私の話題は出さないようにしてくれている気の使いようなわけですよ。

私の結婚の話はタブーになり、私はそういう風当たりから守られているとの驕り高ぶりがあったんですけど、まあそんなことは無かった。

私に結婚願望がない場合は「おばあちゃん、もうそんな時代ちゃいまんねん」とおばあちゃんを分からせて、令和にアップデートしていたんですが私は結婚願望バリバリにあるんです。

「まだ・・・時は満ちてないんや」

私は必死に言葉を搾り出すと、おばあちゃんは更にボールを投げてきました。

「おばあちゃん、カモメが結婚するまでは死ねへんわ」と。


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