席に座ってすぐにアプリを見たら、白くなったジョーが21歳だと言うことが分かりました。

逆に何故こんな歳の離れた子を相席させるんだ?と運営に怒りすら覚えたよね。
絶対相手が萎えますやん。
ジョーにも私の年齢がアプリで見れるのでそれで白くなっているんだなとすぐ分かりました。

しかし、私は大人。せっかく相席したなら20分間はしっかり話さないといけない。
私は20分間でこの白くなったジョーを元の色に戻そうと決めました。

そして話していくうちに最初は態度が悪く白かったジョーに少しずつ色が重ねられていきました。

真っ白のジョー「・・・ウス。ハイ」
私「ペチャクチャペチクチャ」

ちょっと肌色になったジョー「ソウナンスヨ。マジデー」
私「ペチャクチャペチャクチャ」

完全にカラーになったジョー「いやまじでぇ!てかこの前!あれはまじで俺もびびって〜」

そしてあっと言う間に20分が過ぎ、今度はジョーが部屋を出ることになったのですが、出る瞬間にジョーは「お姉さん、マジ面白かったっす」と笑顔を見せてくれました。

ここ最近で1番嬉しかった出来事でした。
想いって通じるんやなと感じましたね。
大事なのは諦めない心。
これが仕事のやりがいってやつか・・・と思いました。
何の仕事?

あの真っ白なジョーをカラフルにしたことで少しだけ自信がついた私は次の人が来るのを待ちました。

次にやってきた人は3歳年下の男性でした。
当たり障りなく会話をして彼は出て行きました。

(相席バーはこんな感じなんやなあ)と、少し慣れてリラックスしていると、次の人が入ってきました。

同い年の男性で、今日のラスボスでした。
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