ここからはケンティーと呼ぶと本家のケンティー様への冒涜になるので、カス野郎と呼ぶことにします。


私「え?大学からの彼女とまだ続いてるってこと?」
共通の友達「うん。ただ、あいつ女癖悪いからかもめも気をつけた方がいいで。大学時代も隠れて他の子に手出したりしてたし」
私「アッソウナンヤー。ワタシラハトモダチッテカンジヤカラーアレナンヤケドー」

私は共通の友達とのやり取りを終え、ベッドに寝転びながら思いました。
「◯◯す(放送禁止用語)」と。

そして私は有名どころのマッチングアプリを全て登録して、片っ端からカス野郎のスペックを入れて検索しました。
余裕で出てきたよね。
驚くほど簡単に出てきた。
私と撮った写真をアイコンにしてた。
しかもログイン履歴も数時間前になってる。
ガッツリ元気にマッチングアプリしてますわ。

共通の友達がいて、探そうと思ったら家まで割ることができるのに、そんな相手を浮気相手にする愚か者とは・・・。

私の怒りはピークまで行き、マッチングアプリの画面をスクショしてケンティーに送りました。
そして「ケンティーって△△に住んでるんだね!(共通の友達に聞いた)◯◯ちゃん(共通の友達から聞き出したケンティーの本命彼女)は⬜︎⬜︎
が最寄駅なんやな!職場は⭐︎⭐︎やって?(これも共通の友達から聞いた)お前と次会うことがあったら(ここから放送禁止)」と、私のお気持ちを表明した文章も共に送りました。

そして既読がついて少し時間が経つと謝罪文が返ってきました。
言い訳に言い訳を重ねていて簡潔に言うと「彼女には言わんといてくれ」「本当に許してくださいすみませんでした」と怯えまくっている文章でした。

どこまでもカス野郎です。
本当に鬱で苦しんでいる人に失礼すぎる。
そして彼女にもめちゃくちゃ失礼だし、私にも失礼すぎる。
本当はケンティーの家まで押しかけてジャイアンよろしくボコボコのギタギタにしたいところですが、何もする気が起きず「どうしよっかな⭐︎ケンティーの彼女は私の友達と友達ってことも分かったからどうしよー⭐︎」と最後に脅迫だけしてLINEをブロックしました。

ケンティーの彼女と共通の友人がいたのは嘘です。
ただ、震えて眠れと言うことで送っておきました。

こうして私の婚活は振り出しに戻りました。

めちゃくちゃ辛くて毎日泣いたりもしていましたが、友達に慰めてくれたりとなんとか立ち直ることができました。


これにて、カス野郎編は終わりです。
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