次の日、私は結婚相談所が入っているビルの前にやってきました。

今日も仕事は休みなので1日暇です。
しかし、ここで暇だとバレてしまうと印鑑を押すまで帰れないのが確定しています。

私はビルの中に入る前に髪の毛をボサボサにして、スマホを凝視しながら中に入りました。

そして結婚相談所の中に入るとすぐにお姉さんが出てきてくれました。

お姉さん「お待ちしておりました〜！」

そして私は黒ずんだダッフィーちゃんを受け取りました。
(もう離さない・・・絶対に・・・)と心の中でダッフィーちゃんに愛を伝え、お姉さんにお礼を言いました。

私「本当にありがとうございます！助かりました！」
お姉さん「いえいえ〜✨今日は・・・」
私「今日は急遽仕事だったので、今ちょっと抜けてきました！すみません！本当に時間がなくて！すみません！ありがとうございました！すみません！すみません！」
お姉さん「あ・・・お疲れ様ですぅ〜」

そして私は飛び出すように部屋を出ました。

私の勝ちです。

仕事はバリバリの嘘ですが、そうでもしないと印鑑を押してその場で○○万円の契約をしないといけなかったので致し方ないです。

私は無事にダッフィーちゃんを連れて帰ることができました。

ダッフィーちゃんには今二つのチェーンをつけています。

悲しいほどにお金がないので、これからも街コンとマッチングアプリで頑張っていきます・・・！