逃げるように店を出た私達は、ベンチに座り少し休憩することにしました。

アンドー君「すごかったなあの店員さん」
私「多分ノルマ達成せんかったら肩に焼印を押されて豪華客船乗せられてデスゲームに参加させられるんやで」
アンドー「カイジやん」
私「兵藤会長みたいな上司がおるんやで絶対」
アンドー「そう思うくらいかもめちゃん全くサイズ合ってなかったもんな」
私「やっぱり?」
アンドー「試着室から出てきた時、服の泣き声が聞こえたもん」

ドレスが泣くってよっぽどですからね?
まあ、私も泣いてたんですけどね。心の中で。

ドッと疲れた私達は少し休憩してから、またドレスを探す為に歩き始めました。

そこでもう一つドレスを売っている店を見つけました。
お客さんもいい感じにいて、店員さんもいい感じの距離感ぽかったので、ここだ!と思って私達は店内へと足を踏み入れました。

2人でまた色々ドレスを見ていると店員さんがこちらへ来て「試着もできるのでもしよかったらお声掛けくださいね〜♪」と言って、また別の場所へ行きました。

最高の店員さんです。そうです。私はこう言った接客を待ってたんです。

私に声をかけてくれた店員さんはタンクトップ型の袖のないワンピースを着ていたんですが、肩に焼印も入ってなかったですからね。
ツルツルの肩を見てホッと安心しました。

そして2人でゆっくりとドレスを見ていくことにしました。



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