スーパーについた私達は今日の晩御飯の材料を探し始めました。

アンドー君は生粋の餃子好きなので、今回は餃子パーティーをすることになりました。

ネットで餃子の作り方を調べポイポイとカゴに入れていきます。
そして、餃子の皮を探すと、色々なサイズの餃子の皮が置いてありました。

私「どの大きさにしたらいいんやろ?」
アンドー「大きすぎるのってどうなんやろ・・・とりあえずこの安い餃子の皮にしとく?」
私「そうね!」


私達は普通サイズの餃子の皮をカゴに入れ、後はお菓子やジュースも買って、アンドー君の家へと向かいます。

無事にアンドー君の家につき、まずは元々約束していた羊毛フェルトを作ろうということになりました。

今回の1番の目的は羊毛フェルトですからね。
餃子パーティーはサブイベントみたいなものです。

私は持ってきていた羊毛フェルトセットを出し、アンドー君が作りたいと言っていた猫ちゃんのキットを渡しました。

私「これあげる」
アンドー「わーありがとう。かもめちゃんは何作るん?」
私「作らへん」
アンドー「え?」
私「今回は指導側にまわります。」

私は一度羊毛フェルトを作って、こんな失敗の仕方する?ってくらい失敗したのでもう完全に作る気がなくなっておりました。
それに、羊毛フェルトって5分で作れるものじゃなくて普通に時間がかかるし、針が指に刺さると痛いしで簡単に手をつけていいものじゃないんですよ。
軽い気持ちで手を出したら怪我するからね?
特に指とか。本当に怪我する。刺さるし。

そう伝えるとアンドー君は袋から説明書を出し、目を通してから顔を上げて言いました。

アンドー「・・・また今度作らへん?」






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